« 「清」 | トップページ | 「閉」 »

2006年12月29日 (金)

「食」

いよいよ年の瀬の間際となってきました。
お正月を迎える準備はいかがでしょうか?
私はまだまだです。

さて、新聞によると28日米食品医薬局(FDA)は「クローン食品の安全宣言」を発表ひたとのことです。体細胞クローン技術で生まれた牛から採った牛乳、同様の牛・豚から生まれた子の肉などが来年以降時期は未定のようですが、米国市場に出回ることになりそうですね。
米科学アカデミーの専門委員会が8月、「クローン食品の安全性に問題はない」との見解を発表しています。これを受けてのFDAの安全宣言となったところです。ホワイトハウスがFDAの判断を支持すれば、来年には牛乳と子牛の肉が、04~05年ごろに子豚の肉が出荷される見込みのようです。

これらクローン食品は現在、FDAの非公式要請によって、米国内の畜産農家や関係企業が出荷を見合わせています。

いまのところ、体細胞クローンの畜産品を認めている国はありません。日本の農林水産省は8月、牛については安全性を示す実験結果を発表しています。厚生労働省がこの結果と独自調査をもとに安全性の最終判断を下せば、日本でもクローン食品が出回る可能性もありますね。

すでに、私たちの食卓には遺伝子組み換え作物が並んでいます。この遺伝子組み換え作物の安全性についてですが、現在生産されている遺伝子組み換え食物には、大豆、とうもろこし、じゃがいもなどがあり、その全てについて安全性が確認されています。しかし、遺伝子組み換え食物の開発段階で実験に使用されたラットが死亡するなどの事故も発生しており、安全性を不安視する声も多く挙がっています。
一方、遺伝子組み換え作物には生産コストが低く抑えられるという利点もあります。
遺伝子組み換えは、食糧難という地球規模の問題を解決する手段として期待されています。

今後も、食料として様々な物が私たちの周りに存在していくことになるでしょう。重要なのは、それらの情報が不足しているということであり、それが不信感を高める原因になっていると考えます。問題の解決には、やはり情報が不可欠であり、関係機関が分かりやすい情報を消費者に伝えることが必要でしょう。

私たちが住むこの北海道で生産される食料こそ、食料生産履歴(トレーサビリティ)はじめ生産にかかる情報の公開を明確にしていくことこそが、信頼となることは、あらためて言うまでもありません。

« 「清」 | トップページ | 「閉」 »

「経済・政治・国際」カテゴリの記事