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2007年1月23日 (火)

皆さん、お元気ですか?
久しぶりの更新となります。
日々の活動が報告できず恐縮です。

さて、今月16日に宮崎県で鳥インフルエンザが確認され今その対策が地元でとられています。感染経路など原因の特定が急がれるところですが、防ぐという観点ではなかなか難しいものと思います。

今、日本には様々な疫病が流入してもおかしくない環境にあることは皆さんもご存知のとおりです。これだけ、国際間移動が頻繁ならば、それを前提に防疫をしっかり考えることが必要でしょう。

昨年8月にフィリピンで犬に咬まれ帰国後11月に死亡したとの報道は、皆さんのまだ記憶にあたらしいことと思いますが、私は本当に恐ろしいなとの思いとの日本での感染予防はどうなのか少々心配になったところです。

早速、地元の獣医師会の方と懇談をもったのですが、日本での狂犬病の発症は実に36年ぶりで、一般の皆さんの記憶の中ではもう過去のものとなっているような病気ともおもわれがちですが、実は世界中ではどの国でも発生している病気なのだそうです。
何と、世界で毎年5万5千人ものひとが命を落としており、発症すると今のところ治療薬は無く100㌫死亡するとのことです。
更に、狂犬病との表記しますが、これはイヌからの感染が多いので「犬」と名がついていますが、他の哺乳動物からも感染することがあります。アメリカではアライグマやスカンク、コウモリ、ヨーロッパではキツネ、アフリカではイヌ、ジャッカルやマングースが有名です。ネコや馬、牛なども感染し感染源になることがあります。

日本人はイヌやネコをみると無防備にふれようとしがちですが、野犬や野生動物にはむやみに手を出さないことが望ましいのでしょう。

何よりも、大切な家族とも言える愛犬の登録と狂犬病予防注射を受けることこそ、自らの身を守ることにもあると思います。

また、日本は四方を海に囲まれた国です。船や飛行機など様々な形で狂犬病の侵入の可能性があります。ロシア船などには、「航海の守り神」としてイヌを船に乗せる風習がありますし、船員と一緒に船から下りているところも良く見られます。

現在、、イヌの国内登録頭数は約670万頭でこのうち約490万頭が予防注射を受けており、注射率は73.8㌫となっています。しかし、未登録のイヌいることを考えると推計で約1200万頭のイヌが飼育されているとされ、結果注射率は40㌫台になる可能性もあります。WHOによると、その国において狂犬病の流行を阻止するためには、その国内の注射率が70㌫以上が必要とされています。

イヌ=狂犬病 ではありませんが、しかし人間と動物の共生のためには、人間が最低限のルールを守ることが、お互いの安心・安全につながる一例を思います。

皆さんも、この例以外にも身近な危機と、その危機管理についても考える時ではないでしょうか。

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